木花咲耶

アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1章の木花咲耶のネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

良いところ
ユニット単位の当番回でユニットカラーがはっきりと描かれている
出るキャラを絞ったことで個性を把握しやすい
プロデューサーがきちんと仕事してる

ダメなところ
トラブルと偶然頼みの展開

音響のいい映画館と言われてるチネチッタのその中でもLIVE SOUNDで観てきたけど、ライブシーンで急に音質が跳ね上がってやっぱりこれは映画館で観るべきと思った。というか他の作品からもライブシーンだけ集めた上映会やってくれないかな。

ミリオンと比べるべきではないのかもしれないけど、こっちの方が見ててスッキリした。ユーザーの分身たるPがきちんと役目を担っていてアイドルと二人三脚感があってよかった。なによりアイドルの提案に対して最後の決定をきちんとPが下してるし、対外的な対応を大人として責任者として行なっている。アイドルとお友達みたいな展開は正直つまらないし、単に無責任にしかみえなかったので、この大人なPは大事。

曲の半分とはいえ、きちんとライブシーンはあるし、フル3Dとはいえ違和感の少ないところまで落とし込んでガンガン動くところはある意味これからのアイマスアニメの標準レベルを決めるかもしれない。やっぱりU149のセルモーションも良いけど、ガンガンに動かすなら3Dの方が良くなってきている。ただ3Dモデルの関係かオシャレ嗜好な摩美々や夏葉ですら私服を着回してるのはちょっとなあ。しかも1章で一ヶ月は消化してるはずなのに。まあしかたない。

ストーリーはまずはユニット紹介というながれだけど、都合よく起きるトラブルがもうなんというか食傷気味でワンパターン。まだ撮影中の雨くらいは受け入れやすいが、劇的なタイミングで停電とか共演者がスケジュールミスとかもっとどうにかしてほしいわ。数多くの仕事の中でそういうこともあった、というならまだしもよりにもよってみたいなところとかドラマチックというよりも作り物くさい。そもそも停電しなくても城をバックに雨の中でパフォーマンスしたいというのは話作れるし、そういう熱意にはちゃんと向き合える監督に見えたがな。でもまあ今後次第だな。それぞれの話の中でPがちゃんと役割があってアイドルとPで作り上げてる感はよかった。あとは次のイルミネーションスターズの話でどうなるか。

ユニット単位で話を進めるから多人数であっても、はっきりとユニットカラーを出せてるけど、この流れならストレイライトくらいは入れてもよかったんじゃ?まあ初期のメンバーとしてはここからだからよくわかるんだけど、最後あたりで触れるならノクチルとかなんとかで全部触れるか全く触れないかの二択だよなあ。

EDは二番流せばいいのに、とおもった。
木花咲耶

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