かずのこ

女戦士クトゥルン モンゴル帝国の美しき末裔のかずのこのレビュー・感想・評価

3.4
父王ハイドゥが殺されそうになって、
神聖な経典が盗まれ、それを奪還するため、
敵に向かっていく王女の話。

「トゥーランドット」のモデルとも言われる実在の王女。
父王の軍に参加し、武勇に優れ、
「私と結婚したければ私を倒せ」というような男勝り。
という伝承。

映画の主人公は意外と華奢で、
美人過ぎないけれど絵になるモンゴル美人。
ジャケットのまんま。
強そうではないし、劇中でもあまり強くない。

話は幼少期からのエピソードから始まって、
王暗殺の陰謀から、経典奪還へとわかりやすいですが、
オジサンたちみんな雰囲気が似ていて判別困難。

なぜか黒ずくめで忍術のようなものを使う敵が現れたり、
敵に捕まって拷問されるという無駄な展開があったり、
真剣を素手で受けたり、
エンターテイメント色強め。
なのに、映画作りは苦手っぽくて、絵に素人っぽさが・・・
雰囲気は良いだけに残念。

自分の望む相手と結婚するのは史実らしいですが、
劇中の彼は絵にならんな~(笑)。
かずのこ

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