とりん

【推しの子】Mother and Childrenのとりんのレビュー・感想・評価

3.8
2023年36本目

TVアニメの1話ではあるけど、映画館でも上映されたこともあり、一応カウントすることに。
ただこれをTVアニメの第1話としてTVで見るには時間が長すぎる。途中疲れてしまった。
連載当初から話題になっていた原作で、その頃からずっと読んでいる原作読者でもある。
まぁそのうちアニメ化するだろうとは思っていたけれど、こうしてアニメ化されたことがここまで話題になるとは思わなかった。まぁ原作、作画の両先生が有名なので頷けるけど。
昨今のジャンプ系のアニメの力の入り具合は異常であるけど、これも漏れなく。どうやら監修に原作の赤坂アカ先生が入ってるらしい、多忙なのにすごいと思いつつ、だからこそかという納得具合。

長いとはいえテンポ感はあまり悪くないし、序章とも言えるところを一気に描いたのは良かったと思う。まとまりも良い。でも全体的に漫画の方が良かったかなぁと感じてしまったのは否めない。
ただ最後の流れは映像化だからこその魅せ方できてて、最後の親と子の会話は思わず泣いてしまうのも無理ないと思う。これは30分アニメで小切りにしてしまうと薄れてしまいそうだ。

個人的にはB小町の曲ってこんななんだと少しイメージに合わなかったかなぁ。特に何かを明確にイメージはしてなかったけど。それ以外は声優含めイメージ通り。特に重曹ちゃんは。あの件も原作同様笑わせてもらいました。
エンドロールもしっかり映画のスクリーンで流れることを意識しているのも感じた。その後にシリーズ控えているからというのもあるが、TV放送よりもBeginningとしてもっとちゃんと映画として大々的にやっても良かった気はするけど、そうなるとTVアニメシリーズを観る人が限られてしまうから、仕方ないのかな。
とりん

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