めちゃくちゃ都合がいい話なんだけどジェニファーの圧倒的な力で最後まで楽しく見られてしまった、件のオスカー騒動はあるけどやっぱり大好きジェニファー🥲
近年の多様性やインクルーシブネス、PCやSUPERHERO一強(それもだいぶfatigueな局面にきましたが)な業界の構造も含めるとロマコメ見なくなったよね、苦境だけどAnyone but youがんばってほしい。そしてキャメロン不在の空白を埋められる枠をジェニファーが持っていたんだなーと納得。ロマコメって可愛らしさとか会話のセンス、ユーモアも問われるけど、最終的に肝心なのは思い切りのよさとか、潔さのような気がする、それくらい今回のジェニファーはぶっ飛んじゃってて弾けてます。オスカー女優がギリ下半身モザイクでおっぱい丸出しでバックドロップきめるなんてこりゃ現代の「アイアンクロー」かと思ったかどうかは定かでありません(「アイアンクロー」ではない)。
でも全然おバカコメディでもお下劣コメディでもなくて、ちゃんとロマコメなんだよね。パーシーがManeaterを演奏するときの無言で情感を伝えるとこなんて、やっぱこの人稀少な逸材だなって。
あとモントークの風景がすごく目に心地良くて穏やかな気持ちになれる。マウイでも毎朝毎夕ビーチの散歩したんだけど、ワンコの散歩してる人が本当に多くておおらかでこっちも優しい気持ちになれた、ビーチの近くに住みたい気持ちが40過ぎてやっとわかったよ…土地の持つ豊かさが作品全体の底上げにもなっていて、マンハッタンとかブルックリンの映画だとこうはいかないんだろうね。ジェニファーの日焼け肌や露出多めのアウトフィットもハマってて、すっぴんだと腫れぼったいくらいの目元がやっぱり好みの顔だ〜ヘイリー・ベネットちゃんも同様の理由から愛しています。
そして！！なぜ私がこれを見ようかと思ったというと！！The Bearのリッチーに決まってんでしょうよ、ちょい役なのかなーと思ったらファーストカットで登場でCousin!言いそうになりましたわ！
(ワンナイトスタンドきめた相手をCousinですって誤魔化すくだり声出して笑った)
