このレビューはネタバレを含みます
沢城みゆき吹替ヒロインの洋画にハズレ無し!(持論)
奥手な息子・パーシーの殻を破るために両親がデートの相手を頼むことになったのは(ここまででも十分おかしな設定w)、とある理由で地元に執着しているがお金に困っているマディだった…。パーシーの両親も過保護だが、なんだかんだ息子への優しさが眩しく少し羨ましくなる。
マディの違和感だらけの誘惑シーンや赤ちゃんには渋い手作りベッドメリーも滑稽で、車のボンネットに掴まる笑撃シーンをまさか天丼してくるとは思わなかった(笑)
全裸あり、下ネタありのいわゆるセックス・コメディ作品と侮るなかれ、主人公も友達夫婦もそして犬までも、全てが丸く収まっていくハッピーエンドが素敵で不思議な満足感が味わえる。
“ 出ていく覚悟は良い? ”
“ ああ…君は? ”
“ ええ。 ”
新たな一歩を踏み出さない理由を自分で勝手に作って怯えていないか?と背中を押してくれる作品だった。