典型少女漫画原作もの＋ダリオアルジェント風味なエンタメ恋愛着地？
予告編にてなんかジャンルミックス過多な弱スプラッターみたいな感じでなんとなく見に行ってみた。
まずはじまり、小学女児を主人公にしいじめられている同級男子とのコミュニケーションメインにしつつ実は裏で胸糞なドメスティック家庭環境を見せる。するといつの間にやらいじめっ子が上階から転落死する事件が発生、誰がやったかは明白なんだがそこはウェットにならず次に移動していく。
まあ本作、言っちゃあなんだがダリオアルジェントの"サスペリアPART2"みたいに正体がわからない殺人鬼の凶行が主人公まわりで頻発していくストーリーになっている。そこにエンタメ邦画でよくある少女漫画原作ものみたいなパリピ恋愛要素と正直うすら寒いギャグみたいなのが散りばめられいかにも見やすく設定されたエンタメスリラーだ。またさらにいかにもわかりやすく展開をリードさせいやまーそうはならんやろうけど結局そうなるんでしょという展開の連続に辟易してしまう。
なのでシンプルな殺人鬼スリラーになんかアレなエンタメ要素をぶち込みすぎて逆に美味しくないような印象が強すぎ、まーマイナーキャストばかりなのでミニシアター公開されてる感じだがキャストが豪華ならシネコンでやってそうな雰囲気がまた鼻につくレベル。うーむ結局こういうのは好きじゃない。
