旅行先という意味で香港に興味持ったことないけど、何やら今無料航空券キャンペーンをやってるらしいし、香港の色々な場所が見られるというんで、自分の新たなる刺激にもなるかなと思って、久しぶりにポレポレへ。
この思惑に関しては、イマイチだった。Appの経路画面が出るのだけど、あまりに自分が地形から何から知らなすぎて、いわゆるどういうエリアとされてるのか掴めなかった。景色も1エピソードは割と山の中あったけど、それもうわ〜ってなるほどではなくて、それ以外は禁区とかニューワードはありつつ、ただの街としか感じなかった。「遠路」じゃなくて、「縁路」だし、距離感設定が異なるのかもしれないけど、逆に日本は対香港比、景色の多様性あるなぁ、と。東京から1時間半車走らせたら、全然違う。
主人公の黒縁メガネの青年が、宮川大輔にそっくりで、画面はそればっか気になってた。これで終わりか〜と思った矢先、若干取ってつけた感は否めなかったけど、あちらの時事問題の台詞があって、あっ、これ香港の映画だったなと再認した。
香港から出て行く人が多くいる中で、「どこに住むかより、誰と住むかだよね」と。だけど、自分の自発的意思ではなく、自国を去らなければならない事情ってやるせなさの極みだなと思った。まさにこの辺のもう少し政治色のある映画もいくつか公開あるみたいなので、見れたら見たいなと思う。