【まるく収まる】
個人的に開催した「GYAO!さん、今までありがとう!勝手に大感謝祭」のオーラスを飾ったのがこの作品でした。
・・・別に狙いでもなんでもなく、たまたま時間が空いて、本当に滑り込みで何か観れるかな?ってときにポンって感じでタイトルがあがっていたので「観てみるか・・・」っていう感じで。
――和菓子屋で働く旬はある日、突然全身の毛が抜けていく汎発性脱毛症を発症した。
最初は帽子で隠していたが2週間で髪は抜け落ち、仕事場にも行けなくなってしまった。
思いつめた旬は、恋人の美希に脱毛症のことを告白したが
美希は髪の無い旬の姿に不快感を露にし心ない言葉を投げつけ去っていった・・・(あらすじ)
主演の椎名トモカズさんが実際に経験した「汎発性脱毛症」という病気を題材にしたドラマ。
病気がテーマではあるけど、そこまで重々しくはならず、どちらかと言えば芝居がかった演技(特に男性陣)に素人っぽさが漂っていて、逆に応援してしまうような作品。
笑ったり泣いたりっていう類の作品でもないのかな・・って気はするんだけど、実際に同じような悩みを抱えている方にとっては、なかなかリアルな一面もあるのかもしれない。
「そんなこと気にするなよ」
(気にするなって言われても・・・っていうか「そんなこと」って何だよ。)
見た目で相手を判断してしまう人がいることは否定できないし、自分にだって少なからずそういう部分はある。
目の前に「スキンヘッド」「全身タトゥ」のいかついお兄さんが立っていて、その人に道を尋ねられるか?って言われたら「出来ません。だって怖いもん」って普通に答えるし。
でも、その人と仕事や趣味なんかで繋がりが生まれるとき、やっぱりコミュニケーションは大切になるし、自然と見た目は気にならなくなっていったりもする。
逆に最初の悪印象のお陰で今の印象が爆上がりしているなんってこともあるかもしれない。
人の印象なんてそんなもの。
強面の人が案外いい人だったなんてよくあることだよね。
若い頃って、好きな女の子のタイプの話になると少なからずビジュアル的な特徴の話にもなりがちなんだけど、そんなときに先輩は「美人は3日で飽きるぞ」ってよく言ってた。
で、大体そういう時って「でもブスは慣れることすらもないんすよ」って返す奴もいるんだよね😅
そんな時「もし明日、自分の目が見えなくなったとしたらどうする?相手の見た目なんて関係なくならないかい?」って言う言葉を聞いた。
なるほどな…
そんな時、ホントに大切なのは中身だよなって考えさせられた。
見た目は日々変わっていく。
だって、にんげんだもの。
でも「変わらないもの」だって必ずあるんだよね😊
要は考え方、捉え方次第で世界はどうにでも違って見える🌎
そう考えると、なんだかみんな可愛く見えてきたから不思議だ😁
GYAO!での鑑賞はこれで打ち止めでした💪
最後に相応しいかどうかはわからないけど、どんな作品にも良いところはあるさって考えたら、これはこれで素敵な一期一会だったのかもしれないですね😊
そして、GYAO!の配信が終了する瞬間にも立ち会いました。
前に地デジに切り替わった瞬間以来の経験。
そこまで特別な思い入れがあったというわけでもなかったけど、こうして終わってみると何だか寂しいもんですね🌸