ピタゴラ侍

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪のピタゴラ侍のレビュー・感想・評価

4.1
原作を読むか、もしくはアニメ視聴してから観ることをお勧めします。
ED後は現時点で放送されているアニメの先の話(日本代表戦)も少し含まれているので注意。

①ストーリー 7/10
アニメでは敵役だった凪視点の物語。凪と御影が出会ってから、日本代表戦メンバー選出直前までの内容。

②キャスト 10/10
キャラに合った声優をこれでもかというレベルで揃えた名キャスティング。アニメを一度でも見たことがある方なら誰もが知っている男性声優を何人も起用しており、女性ファンが多い作品なのも頷ける。

③映像 10/10
アニメの時点でもそうだったけど、サッカーの細かい体の動きを見事に捉えた丁寧な描写や、スピード溢れる疾走感を見事に描いており、とても見応えがある。「エゴ」という言葉ですら説明できないものを黒いモヤや目の炎、光で表している演出も素晴らしい。それに加えて、映画館で視聴すると迫力のある音が加わり、より臨場感を味わえた。

④キャラ 8/10
魅力的なキャラはやはり潔側に多く、凪サイドだと凪御影コンビに加えて剣城くらい。
ただ、この作品でしか知ることができない、凪、御影が別れる時の両者の感情の描写が見事だった。
ただ、凪のチームが潔チーム以外と戦うシーンも見られ、やはり潔が所属するチームZは他のチームよりも熱く団結力があり、勝ち上がったのもより納得できた。

⑤メッセージ性 6/10
見終わった後に思わず体を動かしたくなるような気持ちにされる。