ゆとりん

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪のゆとりんのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

う〜ん………
面白かったことは間違いないんですが、
何とも評価に困る映画です

端的に言うと、
「TVアニメを
凪視点から描いた『だけ』の映画」です

人気キャラである凪を
目立たせたいのはわかりますし、
実際に凪の思考が
深いところまで描かれていて
TVアニメを全話観ていた私としても
新たな発見があったため、
観た意味はありました

あったんですが、
「映画でやるべきだったのかな?」
とは思ってしまいました

凪玲推し向けのOVAで良かったのでは?と

何とは言わないですが、
最近観た他のスポーツアニメの映画は
映画であることを意識した
ダイナミックな動きや
繊細な演出があって
「映画館で観て良かったー!」
と思いましたが、
エピ凪は映像的には
ほぼTVアニメの使いまわし、
追加シーンがあっても
あまりTVアニメと変わらない程度で、
(まぁ、ブルーロックは
TVアニメの時点で
元々クオリティが高いんですが)
映画館まで足を運んで
お金を払う価値があったかと言われると、
自信を持って「はい」とは言えません


また、こういった総集編映画は
出来の良いものは
初見の友人にその作品をオススメするのに
非常に便利で、
実際に私は過去に
『 第63回戦車道全国高校生大会』を
友人に観せてガルパンにハマらせ
一緒に大洗へ行ったりしたことがありますが、
エビ凪はTVアニメと
主人公が違っているので
それもやりにくいです

凪推し、凪玲推しの人なら
映画館で観ても良いです

そうではない人は
それこそBlu-ray化されてから観ればいいし、
凪があまり好きじゃないという人は
観る必要すら無いと思いました
ゆとりん

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