イングリッドバーグマンが揺れ動く大人の女を演じる。美しい。それだけで観る価値はあった。


準備された背景が少し、、、いやかなり強引。不倫を正当化するためにヒロインの夫、浮気相手の妻、息子を明らかに好感度を落とす設定にしている。ように感じてしまった。

クライマックスでは浮気相手のクインの好感度が落ちていくようにも、、、浮き上がるヒロインの抜け出せない人生なのか？、、、これは受け付けなかった。

クインが冒頭からあからさまにヒロインにアプローチし過ぎているのもなあ、、、エロ親父全開で笑えてしまった😓。これはこれでありなんだろうけど、、、。


大好きな俳優二人なので前半なんとか楽しもうと、割り切ろうとしたが、後半の展開で無理だった。


花越しのバーグマンの捉え方や、粋さを狙ったカメラワークなど、悪くなかったけどなあ。


これは物語がダメだった。
ん、、、😖。
この時代のバーグマンの美しさを堪能できる作品！！しかも相手がクイン！！！お気に入り作品となりそう！！！！と期待値を勝手に上げていたのでショックがでかい😭。

復刻シネマライブラリー版DVDが廉価で販売されていたので即購入して鑑賞。
バーグマンとアンソニー・クインがお互いに家庭持ちだが恋愛するロマンスもの。観ているうちに「この２人に何が起こるのかを描いているのかなぁ…」と思っていたら、意外な事件も起こったりして、なかなか面白かった。
1969年のカラー映画。イングリッド・バーグマンは孫もいる設定なのだが、さすがの美貌。

リビー（イングリッド・バーグマン）は大学教授の夫ロジャー（フリッツ・ウェーバー）執筆のために、夫婦で山荘にやって来た。やって来た時は冬で、雪が降る山の中。
その山荘の管理人ウィル（アンソニー・クイン）と出会ったリビーだが、この二人が初対面で眼を合わせるシーンがなんだか意味深な雰囲気で撮られている(笑)
夫の執筆活動の合間に、妻リビーはウィルと二人で山草を摘んだり、山羊の世話をしたり、二人になる機会がある。そんな時、ウィルはリビーに「私はあなたを愛している。女性として見ている」なる発言をする。一方の夫はリビーのことを女性扱いするようなことは無く、それに落胆したリビーはウィルと抱き合ってキスすることになるのだが……。

どんな展開になって、どんな結末になるのかは記載しないが、綺麗な自然の風景の中に、大人の男女の恋愛を確りと描いた見応えのある作品であった。