まるみ

攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間のまるみのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ネトフリの方よりシーンが追加されてて結末への導線が分かりやすく引かれてた。
少佐は唯一ダブルシンクを必要としない人間だとか、タカシだけが最後まで人類を見捨てずにいたんだな、的な台詞が追加されてたと思うけどここらでだいぶ製作陣に今回の結末について説得させられたような感覚があった。
ネトフリのを見る限りでは少佐はコードを引き抜いたと思っていたけど、お陰で劇場版の結末はなんとか腑に落ちた。
少佐はコードを引き抜かない選択をしたけど、つまりは人類に愛想を尽かしてAIに世界を管理してもらおうって結論になったわけだし、攻殻機動隊シリーズとしては相当大きな決断だと思う。
もう続編とかは無いのかなと思うととても寂しい。
新キャラも新規を集めるための導入だったと見るけど、やっぱりイシカワの出番が少なくなったのは悲しい。プリンがあまりに情報戦で活躍しすぎた。
でもトータルでは面白い作品だったし、攻殻の武骨なストーリーは変わらず現代社会の風刺も盛り込んで、SFらしく少し先の未来を感じられるようないい作品だったと思う。
まるみ

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