大好きなトビアス・メンジーズ目当てで鑑賞しましたが、うーんイマイチ…
海外や一部の間では非常に評価されているらしく、その理由もなんとなくわかりますが、わたしには合わなかった
結婚何十年経っても愛と信頼がある夫婦
夫はカウンセラー、妻はそこそこ名の知れた作家
息子は23才で大麻店の店長
親子でNY在住
リアルだし、本当にいそうな設定
それは良いのだがただただつまらない
何も起きないし、それがまたリアルで良いのかもしれないが脚本もダメ
お目当てのメンジーズもいつもの素晴らしい演技のキレがない
まぁ、少しお疲れ役の設定だし、変にしょぼい服や疲れているようなヘアメイクのせいもあるかもと思うけど
そして、何が1番受け付けなかったって、中盤、夫から嘘をつかれていたと知った時の妻の反応
まるで子供染みていて、親に反抗する中学生のようで呆れてしまった
夫はたしかに嘘をついていた
でもそれは妻の自信作と彼女のプライドを傷つけないため
優しい思いやりのある嘘だと思う
ああいったタイプの女性は嘘をついたとしても正直にイマイチだと伝えてもどちらにしても怒りそう
しかも、義理の弟の食事会でその話を持ち出し、勝手に怒ってぶち壊しにして、単にわがままでプライドが高く自分勝手な女にしか見えなかった
観ていて、あまりにもイライラして途中でやめようかと何度思ったことか
トビアス・メンジーズが出ていなかったら、確実に途中で鑑賞をやめていたことでしょう
単にわたしの心が狭いだけなのか文化の違いなのかわかりませんが、主人公の女性にイライラして終わってしまいました