時折「すごいものを見た」ってなるんですがこれもそのひとつになりました
レスリー・チャンの演技がすごいです
決して小柄というわけではないのに京劇の演目中では誰よりも女性らしい
憎き恋敵に羽織ものを掛けられ振り返るシーンでは何かが宿ってました
前半やや退屈に感じる部分はあったものの後半は圧倒されました
なんでそんなに芝居にこだわるんだと覇王役に何度か言われますが、女心!(男だけど)と苦笑しつつもこういう奴はいつの時代もどの国でもモテるんだなと感じましたw
意外だったのが中国語?話者の若い方が劇場にけっこう足を運んでいたことです
日本軍や共産党、文革のことを描いたりしていたのでそこら辺彼らがどのように感じているのか少し気になりました