劇場版 ポールプリンセス!!のミシンそばのネタバレレビュー・内容・結末

ミリしらなアニメだったので、ノれはしないだろうなとは思っていたが、観ずに後悔するより観て後悔しろの精神で鑑賞。
ツアー上映だから一週間しか観れないしね。

もととなったアニメはものすごいさらっと冒頭で説明してくれるので物語にはひとまず入り込めるが、ランタイムが1時間しかないから展開は基本巻き(そこに文句があるわけではないし、最低限の構成でよくやってるとは思う)。
ポールダンスを明確にスポーツとして描いている点では好感が持てる。

ただ、大会としてはショーが始まった時点で結果が分かる程度には主人公チームと優勝候補チームの力量差が(一目でわかる程度には)ヤバくてカタルシスは弱い。
踏んできた場数の差か、相手チームが先出しで主人公チームが後出しなのに勝てる気がしないって分かりやすい展開ではあった。
(それでも主人公のヒナノに関しては、その相手チームと“同じステージ”に立ってるくらいに技や動きのレベルは高いと感じたが)。

試合が終わればノーサイド。
競技である以上容赦はしないが、終わったら互いの健闘を讃え合う、そんな優しい世界だったよ。