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リトル・ニモ (パイロット/近藤喜文・友永和秀版)のKeigoのレビュー・感想・評価

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宮崎駿の「空白の4年間」といわれる期間。1979年に公開された『ルパン三世 カリオストロの城』から1984年公開の『風の谷のナウシカ』に至る4年間だ。その間に結局実現には至らなかったあるひとつの一大プロジェクトが動いていたらしい…

これはそのプロジェクトのパイロット版。
近藤喜文や友永和秀らが制作した3分半程度の作品だが…
精細に描き込まれた背景、人物の表情や動き、空中での浮遊感、水しぶきや全身に風を浴びる疾走感…とてつもないクオリティだ。

世の中には目も当てられないような駄作もあるはずなのに、これだけのものがパイロット版のままに終わってしまうこともあると思うと、なんともやるせない気持ちになる。

パイロット版であってあくまでも未完成のものと考え土俵違いでスコアなし。
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