悲しいけれど、吉田恵輔とお別れするくらいのつもりで見に行った。
好きな監督だと推した頃もあったが、良くも悪くも「ヒメアノ〜ル」を臨界点に、記号的な被害者/加害者、SNSやマスコミの描写が増えてきて…
またやってきた吉田監督の地獄映画
今回は物語性より、役者の芝居に重きをおいており劇的な変化や起伏などは抑えて、よりここぞというところで爆発力をもたせることに成功していると思う
善意も悪意も紙一重…
このレビューはネタバレを含みます
しんどい。予告も何も見ずに今年最高傑作と評価されてたから見てみたらしんどかった。
今の時代の人間味、すれ違い、でも同じ意識だったこと、最後まできついがその中で見える光の表現が絶妙で見せ方がめちゃめち…
辛い。
ただ辛かった。
何度も泣いてしまった。
なにより、石原さとみが石原さとみに見えず、子どもがいなくなってしまった親にしか見えなかった。
メディアの報道からネットの在り方、本当にいつどこにあって…
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