えいひれ

ミッシングのえいひれのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
4.5

こんな経験もないし、
近くにも居ないから
共感も想像もできないけど
何も言えなくなるくらいの衝撃。
石原さとみが石原さとみじゃない。
試写前に、「転機となる作品だ」と言ってた。
監督は「鑑賞後に、少しでも
優しい気持ちになればいい」と言ってた。
そうなれたかどうかはわからない。

切り取る側と切り取られる側。
事実を伝えたいマスコミ。
事実を面白がる消費者。
きっと、これが現実なんだろうな。
あの場面、迂闊にも頭の中で音楽が
流れ始めたところであの一言。
そこからの流れには圧巻。
監督の意図通りの涙。
とてもとても凄まじい脚本…。

最後は美しかったなぁ、虹。

絶対に他にもいろんなこと思ったのに
何も言えない。何も考えられない。


考えすぎるくらい考えましょうよ。

完成披露試写会にて。
えいひれ

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