このレビューはネタバレを含みます
試写会で、監督とメインキャストの方のお話を聞けた、大変贅沢な時間でした。
石原さとみさんが、魂を込めて作品に挑み、周りで皆さんが支えていたことがうかがえて、それだけ胸があつくなりました。
作品ももちろん素晴らしかったです。
それぞれの感情と思いがあり、それはどんなにそばにいても、言動からでは計り知れることがないことを痛感しました。軽々しく分かったような気になってはいけないし、だからこそ本心が垣間見れたときや、同じ温度を感じられたときの尊さがあるのだと。
旦那さんや弟さんの涙に救われました。そこから心の中を一回洗濯機のようにごちゃまぜに混ぜられて、監督や石原さとみさんがおっしゃっていたメッセージがポコっと浮かんできた感じでした。世の中が少しでもあたたかくなるように…、少しでも光が見えるように…、この内容でそういう作品に成ることが凄まじかったです。
エンドロールでの河村プロデューサーの名前に、やはりグッときてしまいます。