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ミッシングのあのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

悪意と善意と希望と絶望と光と闇が綯い交ぜになってて感情バグる。救われれない無情さを描きつつも、光を感じさせるのえぐい。

演技がすこぶる良い。
石原さとみは全編通してすごかったし、中村倫也のブチギレからの絶望がえぐい。

娘じゃない方の女の子が見つかって涙するシーン最高すぎて泣いた。「お前すごいよ」ってセリフも泣いた。

沙織里の服が同じもののローテーションで新しい服を買ってない感じとか、失ったものを全部持ってるママ友とか、あえて言及しないところに娘の不在とか自分達だけが止まった時間の中にいる感じを物語ってて苦しい。

おじさんだから、最後のシーンも当然泣いちゃった。というか後半隙あらば泣ける。

なんだろう、優しくありたいね。

タイトルがいいんよな。
行方不明って単語通りの意味もあれば、寂しさを表していたり、かけている状態(=ネットにおける倫理観)みたいに色んな意味持たせてると思う。

バンド名がblank(空白)なの、しんどい世界観に遊び心感じてよかった。

曲いいなと思ったら世武さんだったのね。さすが。
あ