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ミッシングのtohkoのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
3.0
ある日 突然子どもがいなくなってしまったら、どんな状況だとしても子どもを守れなかった自分を責めるだろうし、それと同時に何かを誰かを責めたくもなるし、根拠もなく何かにすがりたくもなるだろう

ギクシャクする夫婦のやり取り、どうしようもない苛立ちを相手にぶつける時の言い方が真に迫っていてヒリヒリしてくる

実際報道に携わる人たちが抱えているであろう葛藤も描かれている
自分の良心、信念を貫きたい想いと それがゆるされない苦しみ

子どもがどうなったかというミステリーではなく、家族の関係、報道とそれを見て反応する人々のあり方…そういう事を見せる作品だなと感じた
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