予告編の時点でかなりの期待。最後のほうでカーラジオから主人公が好きなグループの曲が流れるまで、劇中に音楽が一切流れないのがまた余計にリアル。余計に辛さを増す。観終えた後に後味の悪さが適度に残るのが吉田作品だなーと今まで思っていたのですが、ここ最近の吉田監督はラストに少し希望を感じさせる(でも明確な表現や演出、台詞はない)のがこれまた良いですね
石原さとみの演技、正直舐めてた。ごめんなさい。キラキラなんて微塵も感じさせないパサパサの傷んだ髪、乾いてザラザラしそうな肌質の頬、まさに子供を探すことだけに夢中な主人公が乗り移っていました。凄い演技でした。