えッティ

ミッシングのえッティのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
4.1

どの人物も笑顔の印象がゼロ。あの中村倫也でさえも。

眉間の皺と涙と嗚咽と鼻水と失禁と。
もちろんエンドロール中は胃もたれ。

でも、すみません。1点だけ。
ラジオが流れる車内のシーンで大爆笑してしまいました。
あれほどのブラックな笑いを邦画で体感できるとは。恐るべし𠮷田監督。


ピンの後ろでグシャグシャに捨てられたチラシのインサートを撮っている細川岳。
あのシーンに今回の全てが集約されていた。あれこそが映画だ。
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