白黒つかない、ある意味何も変わらない
終わり方がこの作品の彩度をより上げてて
素晴らしかった
どうしても劇的な流れや
答えを求めてしまうけど
それではあの報道番組と変わらない
私達が求めるから
ああいう報道になってしまうのだ
あくまで等身大から外れない
ありのままだからこそ
想像できるゆとりがあって
叩くこともできれば
寄り添うこともできる
そのリアルさがすごく心に刺さった
「ヒメアノ~ル」「空白」が好きで
ひそかに抱いてた思いが確信に変わった
私この監督の作品好きだ
石原さとみのオーバーリアクションが
所々鼻につくけど
それ以外はとてもよかった
中村倫也がガラス越しに睨みつけるシーンは
鳥肌ものの恐怖だったし
青木崇高が泣く所は
二度とも私も泣いてしまった