このレビューはネタバレを含みます
「だがおれの魂がそれを否定してんだよ」
マスコミの話題性や視聴率、エンタメ性などの過度な追求を批判する本作は、キャッチーな女児失踪事件をエンターテイメントに過剰に描くことへの批評性について問われるべき映画だとおもう。
要は、ある特定の事件を連想させ、被害者の方を足蹴にしてはいないか?という疑念が拭えないのである。
私は、それもこれもすべて面白ければ許されるという立場なので、本作がシンプルに面白くなかったからこそ上述のようなことを強く考えるのであって、常に批評性や当事者性について作り手は何かしらの言及や自覚を強いるものではない、と念のため前置きしたい。
では、どこが面白くなかったのか。
ぜんぶtoo muchやねん!?
りゆう?わいがそうかんじんねん!?!?