イギリスの正式名称がなぜ「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」なのか考えたこともなかった。
カトリックとプロテスタントの対立、その時代背景を頭に入れてから本作を観るとよい。
ケビン校長は頭ごなしに説教はせず、なぜ友人と喧嘩してしまったのか、これからどう行動すればよいのか、「思索の壁」を使って生徒自身に考えさせ、自分なりの答えを出せるよう導く。
否定せず、途中で言葉を挟まず、どれも大切な意見だと尊重する。その姿勢でいてくれたら、怖がらずに自分の意見を伝えられる人になるのだろうな。
考えることを、疑問を持つことをやめてはいけない。