校長が子どもたちと真剣に思索をする、思索するやり方(多面的な意見があることやアンガーマネジメントなど)をすごく丁寧に教えてて、日本でも小学生で哲学のやり方(というか思考の仕方)を教わっていたらその後の人生かなり楽になるんじゃないかと思った。
哲学教育とともにいわゆる自己肯定の教育もひたすら眩しかった、「あなたはみんなから気にかけてもらえているし、私もあなたがとても優秀な生徒だと思ってる、なんでも話してほしい、なんでも聞くから」って具体的に問題解決のやり方(何が嫌なのか書き出してそれに対してひとつずつ答えを見つける)を提示しながら心を守るの凄かった。
そしてどんな意見でも価値があると言い切ってもらえるのもすごく勇気がもらえるだろうと思った。だからみんな臆せず手を上げて意見できるし、他者の意見を笑わない。哲学は思いやりの学問。