このレビューはネタバレを含みます
最近、哲学って物事を言語化するだけで目の前の問題は解決出来ないのに、それでも存在する理由ってなんなんだ…?っと思ってたのでちょうどいい内容だった
言うは易く行うは難しで、アンガーマネジメントとか大人になれば意識して努力出来るようになるけれど、小さい子供、ましてや小学生なんてすぐ喧嘩して当たり前の年齢の子たちにああやって話をして教えるというのはすごく根気のいる作業だと思う 正直、子供たちも答え方のコツを掴めば先生を満足させられるということに気付くだろうし、だから先生の前ではいい子でも放課後には万引きをしちゃうんだろうな〜…と
かと言って全く意味がないわけではなく、感情をコントロールする練習をしておけるという意味ではあの学校に通うメリットはありそう
それで結局この映画を見て気付いた哲学が存在する理由が、今目の前のことは解決出来ないけど哲学を使い続けることによって未来の問題はある程度防げるというか起こらなくなるのかもということでした
指の縁を沿うマッサージを教えてくれた男の子がマスコットみたいで可愛らしかったです