前作(?)『十七人の忍者』から
役者が使い回されてるけど、
続編というワケではなく、全く
繋がりは無い。
ただ、“十七人”の必要性を特に
謳うでもなく、早や序盤から
サクサク消えてゆくのは前作と
同様。
実は人情派な頭領・大友柳太朗の
見守る中で恋を成就させんとする
主人公とか、その辺もまた同様。
そう。本作は、非情な忍びの掟が
支配する世界には御法度な、
人情派ストーリーだ。
大友さんやアラカン、敵である
南原宏治さえも。
ハッピーエンドとブルーエンド
両方味わえる様なお得感のある
良作だった。☆