gleeのクイン主演のサスペンスホラー。

妊娠を望まない主人公は、いつも周りからのまだ子供は？という声にうんざりしていた。
ある日、妊娠するか悩み臨床試験を受けることに。

薬の影響なのかどんどん狂って幻影が見えたり怖かった😱💦

gleeの時からの美貌は変わらずでうっとりでした🥹💕

最近Disney＋の新作見てないなーと思ってたらまたありました。
Disney＋のオリジナル映画のサイレント追加😵
しかもR18のスリラー映画
見るしかないでしょう😎
ジャケット追加してー！

誰もまともな登場人物がいない系の映画
なかなか刺激的でキツい内容でした
ありそうでなかった設定な気はしたのでかなり新鮮味はありました

もう好き嫌い分かれる映画ですね🙄
どちらかといえばスタイリッシュ系で、演出がおしゃれな部分もあるので自分はまあまあ好きな部類でしたが、、、

夜の公園でのシーンからスタート
しょっぱなからなかなかのインパクトで事が起こる😱
タイトルロゴが好き😌

出産を希望していないのに、周りからの圧力に押されてある医師の臨床試験を受けることになった主人公
やめとけ、やめとけ、ほら言わんこっちゃない
って感じの展開でした🙃
そこはとてもオーソドックスで見やすいかも！

序盤の子ども作れハラスメントはちょっと不快😡
自分は男だけど、誰でもあんな言われたら嫌でしょ

主演の女性の方綺麗だなーと思ってましたけど、ドラマのgleeに出てた方なんですねー😌

∞のマークと出産って何か関係あるのかなーと思って調べたけど、何も出てこず。有識者の方教えてください🙇
それ以外にも明らかなメタ演出あるのに全然分からない😭
こんな映画初めて😭
クモ、卵、、、

産婦人科のシーンは男が見ても痛々しい😱
女性は痛みに強いと言いますが、男性は耐えれないですねあれは笑

女性って改めてすごいし、ありがとうって思える映画でした？😌
かと言って感謝を伝えたい時とかに一緒に見る映画ではありませんのでご注意ください笑

米国。南部にあるテキサス州オースティン。
ユダヤ人のエラ・パテルは、37才の女性で既婚者。仕事はインテリアデザイナーをしている。雑誌でインタビューを受け、念願だったリゾート地での巨大プロジェクトにも参加予定だ。
誰もがうらやむような成功を収めている彼女だったが、子供を産んでいないため、友人グループの中では時々、肩身の狭い思いをしていた。
夫に紹介された不妊治療医から検診を受けた日、とある臨床実験を紹介される。

監督・脚本は、アレクシス・ジャックナウ。
2023年にDisney +で公開されたSFホラー映画です。

【主な登場人物】🚪🛋️🪴
［ウェバー］不妊治療医。
［エイダン・パテル］夫。産婦人科医。
［エラ・パテル］主人公。
［エリザベス・シモンズ博士］不妊症の研究。
［ショーナ］妊婦の友人。
［ジョセフ］父。
［ハーヴェイ］ペイント販売。
［ペイシェント］ショーナのパートナー。

【感想】🥚🕷️🕰️
ジャックナウ監督は、ロサンゼルス出身の女性。詳細分からず。女優で作家らしいです。
短編とテレビシリーズを経験して、今回が長編デビュー作になります。

⌛〈序盤〉🌳🎈
🥂外圧。
子供を産まないプレッシャー。
30代の女性が味わうストレスが映像化されている。
著名人が1つでも呟けば炎上するような問題発言の洪水。
世代間ギャップ、異性の無神経さ、女性グループの歯に衣着せぬ言葉がリアルで、それだけで怖い。
いままで監督が浴びてきたであろう、言葉責めの集積体なので、押しつぶされそうになる。

監督の個性としては、対立や怒りではなく、周囲の期待に応えようとする人の苦しみが描いてある。

⏲️体内時計。
柱時計がモチーフになっていて、秒針のリズムで編集された美しい映像が個性的。
リズムの中に小気味よくジャンプスケアが挿入されて、退屈になるはずの序盤を軽快に押し進める。

🌳SF。
ポップな色使いで、絵が綺麗。美を追求する女性的感性が活きている。
そこに、
『MEN 同じ顔の男たち』のアレックス・ガーランド監督が好きそうな森に囲まれたサナトリウムのような施設の組み合わせ。
静寂と恐怖が共存する癒しの空間。

シモンズ博士の研究内容。字幕では分かりにくいが、女性らしい視点で興味深い。
(現代的な治療だと勘違いされるのは仕方ないか)
宗教色の強いSFの新作であり、前線にいる女優からこれが出てくるありがたさ。

『世にも奇妙な物語』のような小品で、90分映画だし、内容も軽め。それでいて、テーマは現代人のうめきそのもの。ミステリー要素もあって、気軽に楽しむには申し分ない。

⌛〈中盤〉🧍🏼🚗
🤰🏼出産の恐怖。
自伝的な内容ではあるが、
これが妊娠脅迫からくる鬱なのか、
それとも実際に出産した経験からくるトラウマなのか。
監督の詳細が知りたかった。

わたしの周りでも、出産の話をすると具合が悪くなる人がいれば、また産みたいって人もいる。安産と難産に比例するかと言えばそうでもないし、人それぞれらしい。

本作の恐怖の映像化は鬱と出産が絶妙に絡み合って、忘れられない衝撃がある。
怖すぎて笑えてくる。

🥁恐怖と音楽。
タイミングも想像力の刺激も絶妙だし、お洒落。
監督と波長が合うのか、実際の体験に基づいているのか、思わず声が出る。

『ハロウィン』のジョン・カーペンターもそうだけど、ホラーの編集には音楽を習得している人が参加したほうが俄然良くなる。

最近の流行なのか、恥ずかしげもなくジャンプスケアを多用する作品が増えている。心理的な恐怖と相性が悪いわけではないし、眠気が吹き飛ぶので助かる。

⌛〈終盤〉⚰️🔨
🕸️イメージの具現化。
よく書けている。『レリック ―遺物―』のようなサイコロジカル・ホラーが好きな人は観て損はない。
よくある女性のもつ怖さと蜘蛛の融合だけど。蜘蛛女のように男性を絡めとって毒を回らせ、じょじょに養分を吸収してゆくような胸糞とも違う。
対極にいるような流されやすい人物像になっている。

自分を美化して捉えているのか、それとも蜘蛛に絡めとられた被害者側の視点で描かれているのか判別がつかない。
(字幕を読むかぎりは、悪い人には思えないけど)
すっきりしなくて、いい感じでもやもやする。

♾️ペースチェンジ。
テンポが遅くなって、ジャンプスケアも減少。本来、監督が描きたかったメッセージ性によって、ドラマの色が濃くなり、ホラーの色が薄くなる。

スクリプトをチェックされたら修正が入るだろうと予想させるほどネタの数が減る。
その分、油断するので一発の衝撃は重くなる。
普通は山場に向けて過激になるので、娯楽映画の定番を求めている人は肩透かしかもしれない。

🦷ボディホラー。
怖すぎて何回も止めてしまった。
性器の表現だと女性のほうが有利だよなぁ、と。
凸だと何やってもまぬけになるのに、凹だとアーティスティックになる。

🌈コメディ……なのか？
クライマックスが『ゼルダの伝説』のよう。
冗談なのか、本気なのか。全体通してそうだけど、天然の可能性が高い。
(普通は、モチーフにしている蜘蛛の表現を成就させるのだが……)
胎内にあるものが外圧の具現化で、解放されたい、という魂の叫びか。

落ちも「え？」となってじっと見てしまった。状況は理解できるが、出てきたものの意味が分からない。詳しい人の解説が聞きたいが、
子供のようにのびのびした演出は新鮮ではあった。

【映画を振り返って】🎨🐟🧕🏻
普通は、夫婦仲が良くて、不妊治療をつづけているけれど、上手くいかなくて、いかがわしい医師の誘惑にのってしまい、と書くものだが。そうはなっておらず、30代女性の本音を隠さずに書いてある。

より現代の空気感に近くて、いや～な感じがして引き込まれる。
本作のように、もう少し女性グループのあけすけな会話を描いたものが増えたらいいのになぁ、とは思う。
標的にされるだけで恐ろしいし、現実と虚構の境界線を曖昧にするほうが映画世界に入りやすい。

実際に不妊治療されている方の鬱状態をリアルに想像できるし、映像表現も箍が外れているので記憶に残りやすい。
赤ちゃんとホラー。絡めてはいけない要素が混ざり合って生まれる恐怖は見ていられないほどだ。

主演のディアナ・アグロンの演技の見事さも触れずにはいらない。途中で白けることなく、キャリアの豊富さからくる力強さがあって、尊敬できた。

🔯文化の違い。
日本人からすると、不自然に思えるほどユダヤ人の上の世代では、子を産まない選択肢はタブー視されているらしい。
言葉責めの数々もそこから来るもので、教義の中でも子を産む女性の使命が語られているのだとか。
世界を支配するほどの成功の裏側に潜んだ闇を垣間見られる意味でも、価値ある作品と言えるだろう。

産まない選択肢を選んだ女性たちが気楽に生きられる世の中を願って。

• #hasisiのホラー