ネクスト・ゴール・ウィンズの若ハゲのネタバレレビュー・内容・結末

FIFAランク最下位で国際大会で得点したことのない米領サモアのサッカー代表チームを立て直すため派遣された気性の荒いコーチが、W杯予選で代表チームがゴールを決めることを目指す実話ベース映画。

サモアは知ってましたが、別で米領サモアという国があるのを知りませんでした。日本にあまり馴染みのない地域ですがポリネシアならではの感性、考え方、偏見などが垣間見えてクスッと笑えるような部分もあり序盤が楽しめました。

チームのサクセスストーリーとしては弱め。マイケルファスベンダー演じるトーマスにあまり好感が持てなかった。娘の事故死→夫婦の不和・仕事の不振→サモアで選手と交流→自分を見つめ直す必要があると気づく、という流れはわかるが、100分に詰め込みすぎていてもう少しじっくり描写しても良かったかも。
あと、ゴールシーンは回想より普通の演出の方が心が動いたと思う。