0-31というワールドカップ予選史上最悪の大敗を喫したアメリカ領サモア代表チームの実話を元にしたスポーツコメディ映画。
アメリカ領サモアの人たちと白人監督のカルチャーギャップを面白がるフェーズを経て、チームが徐々に出来上がってくる様子は想像通りだけど、コメディテイストだから終始楽しく見てられた。
やっぱり実話を元にしていることもあり、全体を通して、めちゃくちゃ分かりやすい。おそらく字幕がなくても問題なく見れそう。映画好きにしか通用しない小ネタもあるにはあるけど、基本的には子供が見ても楽しめる内容だと思う。
ちなみに、監督はタイカ・ワイティティ。この監督特有のゆるいギャグは今作でも随所に散りばめられていて、映画館では何ヶ所か笑いも起きていた。自分も浜辺のシーンではちょっと吹き出しちゃった。
あと、どこまでが脚色なんだろうと思いながら見てたけど、エンドロール前には実在の登場人物の今を教えてくれる。そしたら想像以上に実話の部分が多くて、結構驚いた。