サミュエル

ネクスト・ゴール・ウィンズのサミュエルのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

FIFAランキング最下位のアメリカ領サモアのナショナル・チームがワールドカップ予選で念願のワンゴール、1勝をあげるまでという実話を基に「ジョジョ・ラビット」「ソー ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティが監督


話の展開は「頑張れベアーズ」「インヴィクタス」「スクール・ウォーズ」とかで散々やられているベタベタな展開で先は読めるんだが、「プロレススーパースター列伝」から脈々と引き継がれる演出助手マシマシの実録スポ根モノ成分とワイティティ映画特有のおフザケ感とサモアの大自然の雄大さが、程よくブレンドされ、暑苦し過ぎもなく、ふざけ過ぎもせず、ウェットになり過ぎもせず、シリアスになり過ぎずという丁度いい湯加減の作品になってました

個人的にはおフザケシーンが空回りしていた「ソー ラブ&サンダー」よりもこちらの方がワイティティの性に合ってると感じましたね
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