キャバレーの店主が金管楽器の青年を殴る、森田剛がキャバレーの店主を照明か何かで殴る、松尾貴史が森田剛をラジカセで殴る、高橋和也が松尾貴史と森田剛をまたラジカセで殴るなど（他にもあった気がする）、久々にこんなに人が人を殴るところを見れた。
事前情報なしで見たので、池松壮亮が2役をしてるのか（にしては仲里依紗と両方知り合い）、時間が経っただけなのか（にしては段々辻褄あわなくなる）、混乱しながら見たが、一人二役なのも銀座で似たような若者のたどる運命のループを示すためなのでまあ納得はした。
それなりに面白かったのだが、ある曲を弾いてしまったことによるドタバタという粗筋のポテンシャルからすると、小品に収まった感もある。
