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白鍵と黒鍵の間にのKOZOのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
3.5
テアトルシネマグループ激推しの音響システム「odessa」。シネリーブル梅田で早い時期から何度も観たこの作品を用いたCM。なかなか洒落てるやん。これは観たい。
その後に流れた予告編、あれ、コメディなんや。

そしていざ上映、あれ?評価低い。
雨のラスト回だったこともあるかもだけどお客さんも少ない。。

鑑賞してみたら、あちゃあ。決定的にハマらなかった。
池松壮亮演じるピアニストの3年前とその後が何度も行き来する演出なのだけど、なんだかよくわからないまま終了してしまった。
そしてほぼ全編に渡るドタバタ…

普段観ないアニメだけど、これは違う!と鑑賞してジャズの素晴らしさを実感した『BLUE GIANT』の熱さを期待すると大きく裏切られる。
クライマックスのライブシーンは良かったけどなあ。

こういうコメディに期待する小ネタも空回り。森田剛のズボンがずり落ちて…は笑ったけど。
その森田剛と高橋和也の元ジャニーズ組はやっばり上手い。
最近やたら見る川瀬陽太の歌がなかなか上手いのもよかったな。
洞口依子って今こんな感じなん?「愛という名のもとに」が懐かしい。

テアトル梅田閉館後、これからもシネリーブル梅田にはかなりお世話になると思うので、ミニシアターの雄として”熱い”音楽映画をたくさん観たい。
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