昭和ラッキー

白鍵と黒鍵の間にの昭和ラッキーのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
3.2
評価の分かれる映画

高橋和也、森田剛、池松壮亮
完全にキャストに惹かれての鑑賞。

雰囲気の良い映画だが、
観た全員が全員、あー観て良かったー!と着地はできない作り。

映画は監督の物だと思っているので、
それで良いとは思うが
もう少し工夫によっては満足度が上がる気がする。

昭和の終わり。
キャバレーのバンド。街のネオン。
路地裏。反社と一般の垣根の低さ。
夜の匂い。雑居ビルの裏階段。

特別な才能など自身には無い事に気づいた大人。
生活と人生。焦燥感と誇り。

好きな人には、ものすごくハマる雰囲気。

役者の演技には間違いなく満足できる。
邪魔な客引きキャストはゼロ。
昭和ラッキー

昭和ラッキー