評価の分かれる映画
高橋和也、森田剛、池松壮亮
完全にキャストに惹かれての鑑賞。
雰囲気の良い映画だが、
観た全員が全員、あー観て良かったー!と着地はできない作り。
映画は監督の物だと思っているので、
それで良いとは思うが
もう少し工夫によっては満足度が上がる気がする。
昭和の終わり。
キャバレーのバンド。街のネオン。
路地裏。反社と一般の垣根の低さ。
夜の匂い。雑居ビルの裏階段。
特別な才能など自身には無い事に気づいた大人。
生活と人生。焦燥感と誇り。
好きな人には、ものすごくハマる雰囲気。
役者の演技には間違いなく満足できる。
邪魔な客引きキャストはゼロ。