雨宮はな

白鍵と黒鍵の間にの雨宮はなのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
4.0
うたた寝してる間にみた夢みたいな、誰かの記憶を覗いてるみたいな感覚の作品。
原作の書籍も気になる。

ほんの(?)35年ほど前にさかのぼるだけで、こんなにも「むかし」な感じがするものなのかと驚き。
1988年はしっかり“レトロ”になんだなあ。

聞こえてくる音楽は心地よかったり、嬉しくなってしまったりと映画を観ながらバンド演奏をそのまま楽しんでいる感じ。

いやあ、劇場でぜひもう一度観たい。
ポップコーンの音すらさせたくなくなっちゃう、音楽が贅沢な映画。
「浮いたお金でポップコーンセットを頼むんだ~」なんて思ってたけど、この映画では音を立てたくない!
その代わり、ドリンクはケチらず頼んで、パンフレットを買うのがおすすめ。

パンフレットのデザインが美しすぎる。
色合いや紙の質感がレトロな世界に連れて行ってくれるし、映画を紡ぐ楽譜みたいになってた。
写真ページがレコードイメージなのか1:1のサイズで印刷も超きれい。
雨宮はな

雨宮はな