モカ

キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩のモカのレビュー・感想・評価

4.0
第二次大戦下、戦争に翻弄される市民を描いたこの作品。ずっと気になってた。

市街地においての普通の暮らし、普通の人生が引き裂かれて行く様は、派手な銃撃戦や輝かしい英雄譚よりもずっと現実味があって身近に感じる。
反戦映画は数多くあれど、戦場とはまた別の角度、兵士とは違う視点からの、平和を願う強い思いが伝わってきます。



──メモ──

登場人物が多すぎる訳じゃないが、三家族が一時にどっと現れるから、最初は誰が誰だか分からず置いてかれ気味だった。頭の中で整理したい。

ジャケットの写真、向かって左からポーランド、ウクライナ、ユダヤの一家。
物語の主軸となるのはウクライナのミコライウナ家。

◾ポーランド(軍人)
父 ヴァツワフ・カリノフスカ
母 ワンダ・カリノフスカ
娘 テレサ・カリノフスカ

◾ウクライナ(音楽家)
父 ミハイロ・ミコライウナ
母 ソフィア・ミコライウナ
娘 ヤロスラワ・ミコライウナ(歌)
メイド マリア

◾ユダヤ(母屋)
父 イサク・ハーシュコウィッツ
母 ベルタ・ハーシュコウィッツ
姉 ディナ・ハーシュコウィッツ
妹 タリヤ・ハーシュコウィッツ
モカ

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