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キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩の235のレビュー・感想・評価

3.8
2024年19本目
第二次世界大戦中のウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の3家族が戦火に翻弄されながらも子どもたちを守り抜こうとする姿を描いた戦争ドラマ。
ロシア、ドイツ、ウクライナ、ポーランド、ユダヤ、第二次世界大戦中のこれらの国や民族の関係性はある程度知った上で見たほうがいい。
戦況によって迫害される対象がコロコロと変わっていくことに愕然とした。そして現在の世界の状況も大して変わっていないことに大きなショックを受けた。
恐らくラストはそうなっていれば良かったという希望を描いているのだろう。ウクライナの女性監督が今世界に伝えたいことが詰まっているように感じた。
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