LEE

1944 サイパン攻防戦80年目の真実のLEEのレビュー・感想・評価

3.6
硬そうな邦題だけど実はコマンドアクションな一本
思わぬ拾い物だった


サイパンでの日本軍との死闘を描いている本作
正直ストーリーは最終目標がぼんやりとした状態で進んでいくのでイマイチテンションが上がらない
だけどジャンル映画としてはちゃんと抑えるべきポイントは押さえいるので全体としては満足感は中々ある(尺も短いし
ポイントというのはアクションで、戦争モノなので銃撃戦はもちろんあるんだけどそれと同じぐらい肉弾戦のボリュームがあるのは嬉しい
当時こんなスタイルで戦っていたかの真偽はさておき、手持ちの少し生っぽいインドネシアライクなアクションは思った以上に見応えがある
かなりカメラでフォローしてはいると思うんだけど、キャストを考えたらかなり頑張ってたと思う
逆に銃撃戦は割と単調で、特にラストの籠城戦では日本兵があまりにもアホな動きをしていて「ええ…」とはなった


アクション目当てだったら結構楽しめる一本でした
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