RWBYの設定だけが使われた外伝作品かと思いきや、まさかのアトラス編までを汲んだ内容(更にそれなりに細かく汲んでる)になっていて驚いた。
内容としてはタイトル通りジャスティス・リーグの面々がルビー達と脅威に立ち向かうというもの。物語としては正史と絡ませる必要は全然ないはず。ピュラを蘇らせてもう一度ジョーン達と冒険させることもできただろうし、ヤンの腕が切り落とされたことだってなかったことにできた。だが、そうしなかったのは「変えられないもの」だからだろう。このルールはジャスティス・リーグにも適用される。10代になり、バットマンとグリーンランタンは己の非力さを、ワンダーウーマンは出自ゆえの疎外感を、皆コンプレックスを抱えているが、それらも決して変えられないものである。自分を信じ、今できることを全力でやり通すしかないのだ。単なるコラボ作品だろ、と思われそうだがやってる内容はその実こうやって奥深かったりするので決してナメてはならない。
展開的に次はどうジャスティス・リーグを出してくるのか気になる。早く続きを見せてくれ。
あと、VOLUME 9が今年の秋に日本上陸すると聞いて大いに喜んだ。マジで楽しみ。