NTLはおろか海外演劇を見るのも初めてだったけど、とても素晴らしい鑑賞体験だった…
演者も戯曲も音響照明も、並々ならぬプロが集まっているので舞台の総合芸術っぷりを感じたし、本当にありがたいことだなと…
NTLは毎週でも観に行きたい。
『善き人』は、基本的に演者もセットも固定で、立ち位置を変え何役も演じることでシーンを切り替えていく構成。
会話とモノローグが混じり合い、そこに複数の時間軸が交錯していくなかで展開が加速していくんだけど、スパイラルから逃れられなくなり悪に絡め取られていく様が震えるほど怖かった。
人間に迫った戯曲だったと思うし、デヴィッド・テナントが人間臭く演じててとてもよかった。
