このレビューはネタバレを含みます
『善き人』って、八方美人なのよね
誰からも「あの人はいい人だよ」って言われる人いるけど、結局は誰に対してもいい人になろうとするから、八方美人になってるだけだなと思った
決してジョンも『善き人』じゃなかった
「善悪で考えたらひどいと思う。でもそんなことより自分のことに必死、自分のことが大切」
って、すごくわかる
善き人じゃないけど、等身大の人間だとは思った
ヒトラーの配置下で、ユダヤ人の迫害か、自分が被害を受けるか
どう頑張っても自分を正当化させてしまうと思う
ナチスドイツは、酷いことを再確認できた舞台だった
「ユダヤ人の迫害は、経済的に考えて実際には実行されない」と言われていたことも徐々に悪くなっていって、実際に起こっていく
急激に起こることなんてない
知らない間にそこまで行ってしまっていて、見ていて怖かったな……
こういう、歴史を題材にした作品を見ると、なぜ私は世界史の時間あんなに爆睡をかましていたんだと、自分を毎度ながらに怒っているよ……
もっと歴史背景わかれば興味深く、深いところまでわかっただろうに……
もう一度歴史を勉強するにはどうしたらいいのか……