映画が大好きなこの作品。NTLでの戯曲化が面白くないはずがない…..!!!
題名の「ライフオブパイ」の意味を何通りにも読める深さ。クリエイティブチームのインタビューでもあった通り、「何層ものレイヤー」が鍵になっているこの作品。
レイヤーが重ねられていくのと同時にパイの話に引き込まれる。どんどん自分が層の1番下を目指して落ちていくのがわかる。
冒頭、インドの部分の音楽と演出が完璧で鳥肌たった。めちゃくちゃに美しくて暖かかった。パペットもそうなんだけど、人の温かみに溢れてる作品は名作。
音楽や光、演出にボートの浮き沈み。全てが層になって場面が綺麗に変えられていく。
「NTL 戦下の馬」でパペットどハマりした私。今回の可愛いパペットたちも大好き。ハイエナは怖い。トラの動き、声、💩とても良くて、ヘルニア持ちの私は動き見ててなんだかむずむずした。
映画とちょっと違う?あれ?こんな話だったっけ?みたいなとこあってまた映画も見直したくなる。
パイの俳優さんの柔軟性と体幹すご!大自然のしなやかさだった….。
オカモトさんのたまにでる「あー」がもろ日本人で凄いと思いました。