映画版を観て感動したもので、あの世界を舞台版ではどう描くのか、とても楽しみにしていました。
照明やプロジェクションマッピングを駆使し、様々なシチュエーションをシームレスに展開してゆく演出が素晴らしく、動物のパペットのリアルさとユニークさと相まって、イマジネーション豊かな舞台表現となっていた。
特に、水中での表現は鳥肌ものの美しさだった。
家族と動物たちを失った海難事故の哀しさは映画版のほうが響いたのだけれど
「信じたいものを信じればいい」
のテーマは舞台版のほうがより響いた。
前回の上映は日程が合わずだったので、一日だけでも再上映してくれてありがたかったです。