このレビューはネタバレを含みます
・青春シーンからホラーパート。笑ってしまうようなB級ギャグオカルトバトル。そしてまさかの大オチ。確かに予測のできない86分だった。
・「お前あそこへ行ったのか…!」からの“知り合いの住職”のところへ行く、というまさしくネット怪談でのお約束を盛り込むあたり、白けてしまうところだが、これも大オチとの落差を際立たせるのに役立っていた。
・伊原六花の様々な表情が観られてよかった。まだお若いのに演技上手ですね。
・岩崎さんナイスキャラ!
・登場人物が少ない中、それぞれのキャラ・役割が際立っていてよかった。(サトシはちょっと微妙だったけど…)
怖いシーンは少ない上、後半はB級映画のようで観賞中は「なんだこれつまんない」となりそうだが、オチにはなかなかゾッとした。
だけど、せっかくの良作なのに、「絶対に先が読めない86分」と自ら言ってしまうのはどうなのだろう…
「衝撃のラスト!」のように、オチでどんでん返しがある事をあらかじめ言ってしまうことが個人的にはとても解せない。