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バッド・デイ・ドライブの一人旅のレビュー・感想・評価

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)
3.0
ニムロッド・アーントル監督作。

2015年にスペインで制作された『暴走車 ランナウェイ・カー』のリメイクで、リーアム・ニーソンが車に爆弾を仕掛けられ窮地に陥る主人公を演じます。

ベルリンで妻子と暮らしている金融マンの主人公が、二人の子供を学校に送り届けるため新車で自宅を出たところ、謎の人物から携帯に着信があり応答すると、座席の下に爆弾を仕掛けたと告げられる…というサスペンススリラーで、座席から離れると即爆発&犯人の指示に背けば遠隔爆発という絶望的な状況に陥った主人公が愛する家族を守るため奮闘していく様子を描いたノンストップスリラーとなっています。

車を降りられないという緊迫のシチュエーションのもと展開されるスリラーで、犯人の指示に従いながらも窮地打開の糸口を探る主人公の孤軍奮闘をベルリンの市街地で繰り広げるカーアクションを交えスリリングに活写します。犯人の正体や手の込み過ぎな犯行など突っ込み所が散見される大味な脚本ではありますが、主演のリーアムパパが妻子のためベルリンを駆ける主人公をシリアスに演じています。
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