ウェスとおベネ、この組み合わせは珍しいから本当に楽しみにしてた作品。
私にとってミヒャエル・ハネケ並に難しい監督。自分自身が好きなのかどうかすら未だに分からせてくれない監督、それがウェス・アンダーソン。毎度作品毎にめっちゃ好きとめっちゃ苦手の両極端、合う合わんの波が超激しい。
今作はどうかと思ったけど、すごく丁度良く好き。というかウェスレベルのアーティスティックな作品は40分ぐらいの尺が丁度良く楽しめるのかもしれんなᵔ-ᵔ
膨大なセリフと俳優たちの早口も病みつきになる。手の込んだ紙芝居みたいに背景がコロコロ変わるのも面白い。演出や魅せ方の手数が多くて本当に脱帽する。
大俳優陣を使い回すアイデア(言い方)も、この40分という短い尺の作品だからこその良さが出てる。こじんまりとした雰囲気(めっちゃ良い意味)を感じ取れて素敵だった。
この短編映画、四部作らしいですね!あと三作もとっても楽しみだ。