セラムン

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語のセラムンのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台っぽい演出と語り手がいるという設定が小説のページをめくるような感覚と重なってとても心地よく面白かった。短編だからこそ疲れずに見れる演出なのかもしれない。ウェスアンダーソンの作品は色の使い方が本当に素敵で、同じ役者さんが一人何役も演じているのに部屋や身につけているものの色の印象を変えることによって全くそれを感じさせないのがすごいと思う。キャラクターや場所が変わる時に黒子が出てきてカツラや髭を付け替えたり椅子を回したりするシーンが好き。
セラムン

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