立板に水の様な台詞量に圧倒された。
にわかに信じがたい事象が絵は額縁のようにほとんど動かないのにストーリーはドンドン展開していき目まぐるしい。
場面展開は黒子が出て来てシームレスにセットが切り替わる楽しさ。
皆息が合っていて気持ち良い。
そこが楽しいが何故か眠くなる。
サーカス内の刺激的な場面も観客席の方を映し台詞で語らせる手法により脳内で補完。
名優達のギャラ全振りで他を安くする為か？
その割にセットの数が多いが切り返しが無いのでやはり安上がりに済ませている。
インディーズ映画のような手作り感あふれる作風に一流監督と一流役者を使う事で不思議な作品が出来ましたという感じ。
